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もどかしく、甘酸っぱい。それが恋。「東雲侑子は短編小説をあいしている」感想

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正直な話、もう認めざるを得ないと思う。俺は――東雲侑子の事が好きなのだ。

何事にも無気力、無関心な毎日を過ごす高校生、三並英太。
楽そうだからという理由だけで図書委員になった彼は、
ともに委員を務める東雲侑子の熱のない静けさに、自分の空虚さに似たものを感じていた。
しかし偶然彼女の秘密を知ってしまったことから、自分との違いを思い知らされる英太。
だが、その秘密のために、彼女と距離を縮めることとなり、失ったはずの感情に胸を締めつけられていく……。
早熟な少年少女に贈る、もどかしく苦いラブストーリー。


いやー、もう素晴らしいの一言です!!
友人に貸していたのが返ってきたので、再読しました!
何度読んでもいいですね。
もどかしい王道のラブストーリー。
何事にも無気力な少年と物静かな少女を中心に物語は進んでいきます。
英太が無気力なのは、英太の兄の景介の彼女、有美さんに小学生の頃に恋をして、それが叶わぬものであることを悟ったから。
だから、いまだにほとんど毎日来る有美さんに対して、冷たい態度を取っていた。
しかし、侑子の秘密を知り、あることから偽恋人として付き合うことに。
侑子と「お付き合い」して、接していくうちに、有美さんへの態度も変わっていった。
と同時に侑子の事が好きなことを悟る。
そこからのもどかしさと言ったら・・・。
嫉妬したり、自分の感情との葛藤だったり。
そんな感情を丁寧に描かれている。

東雲は何も言わず俺についてくる。
相変わらず、東雲に手の感触は柔らかかった。
俺の苛立ちは自然と治まっていた。
それで俺は、何となく、苛立っていた理由を悟った。
たぶん俺は、もう少し東雲と手を繋いでいたかったのだ。
p157より


甘酸っぱいですね!
ニヤニヤしながら読んでいました。

この物語は英太の1人称で語られています。
侑子は感情を表にあまり出さないので、侑子が英太をどう思っているのかが、分からない。
しかし、そのもどかしさが恋なんですよね。
だから、読んでいると自分も恋している気持ちになりました。

相手の気持ちが分からず、もどかしい。
うまく感情を表現できない不器用な二人が織り成すラブストーリー。
オススメです!!
ライトノベルらしくない、この王道恋愛小説に興味を持った方は、是非読むことをオススメします。
このライトノベルがすごい!2013にも8位で入っていました!
まだ、あと二巻あるのでまた読み返したらレビューしたいと思います。
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11月に読んだ本。

11月はけっこう読めました。
でも、漫画より小説の比率が高い(笑)
今月は、漫画がたくさん読めたらいいです!

2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3920ページ
ナイス数:131ナイス

となりの怪物くん FAN BOOK (KC デザート)となりの怪物くん FAN BOOK (KC デザート)感想
満足な1冊でした。未収録マンガや、初期設定、更には書き下ろし漫画も収録されていて、盛りだくさんでした!!!特に気に入ったのは未収録漫画の「彼らが仲よくなった話」です。 海明学院メンバーの出会い話。ヤマケンがあっさり殴られたところはヤマケンには悪いけれど、笑っちゃいました(笑) キャラクター投票もしました。ヤマケンと迷いましたが、ササヤンにしました!
読了日:11月27日 著者:ろびこ
武士道エイティーン武士道エイティーン感想
面白かった。香織、早苗視点以外で描かれた短編も、本編と大きく関係している訳ではありませんが、本編を更に引き立てていました。 「わたしたちは、もう迷わない。」シックスティーン、セブンティーンと香織、早苗が悩み、迷いながら進んで成長したからこそ言える言葉。これからも2人は険しい武士道の道をお互いを励みにしながら、進んでいく。読んだ後、私も頑張ろうと思いました。本当に素晴らしい青春小説でした。
読了日:11月24日 著者:誉田 哲也
三匹のおっさん三匹のおっさん感想
スカッとする良い読後感でした。こんなおっさん達が近所にいたら、心強いだろうなぁ。面白いだけではなく、現代の問題も取り上げられていて、身近にこういう問題があるんだなと改めて感じました。おっさん達の影響を受けて、変わっていく祐希が微笑ましかったです。祐希と早苗の淡い恋愛もピュアで良かった。
読了日:11月24日 著者:有川 浩
とかげ (新潮文庫)とかげ (新潮文庫)感想
この本を読んだ後、癒されました。誰もがそれぞれ何かしら傷を抱えていて、それは人と関わってできるものが多いけれど、結局その傷を癒すのも人なのだなと改めて感じました。
読了日:11月16日 著者:吉本 ばなな
ビタミンF (新潮文庫)ビタミンF (新潮文庫)感想
どの短編も、家族の絆や大切さを改めて感じることができました。様々な意味がこめられているビタミンFを摂取して、心に染み渡り、元気が出ました。特に好きなのは、「セッちゃん」です。「セッちゃん」は、親の愛情を深く感じられました。流し雛のシーンではグッときました。
読了日:11月15日 著者:重松 清
プシュケの涙 (メディアワークス文庫)プシュケの涙 (メディアワークス文庫)感想
ぎゅっと胸が締め付けられた。後半部分に吉野と由良の話を持ってくることで、切なさと哀しみが増している。結末が分かっているからこそ、吉野の最後の言葉がとても胸に刺さった。決して優しい結末ではないけれど、吉野と由良の物語は優しくて、あたたかかった。
読了日:11月14日 著者:柴村 仁
檸檬のころ (幻冬舎文庫)檸檬のころ (幻冬舎文庫)感想
青春の要素がぎゅっと詰まった連作短編集でした。悩みながら傷つき、心に染みる檸檬の痛さ。檸檬のリップクリームを卒業した加代子は、そんな青春の「檸檬のころ」を卒業できたのだろうか。それぞれが恋や友情、進路に悩む時期。学生の今、読めてよかった。
読了日:11月14日 著者:豊島 ミホ
「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法 (講談社文庫)「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法 (講談社文庫)感想
「赤毛のアン」と「茂木健一郎」という意外な組み合わせに目がとまり、思わず購入。 私も小学生の頃、赤毛のアンが大好きで、シリーズを全部読破しました。本書を読んで、赤毛のアンの見方が自分の中で広がりました。 毎日の生活の中に「感動」を見つけ出し、ひたむきに生きて、自分の運命を受け入れていく。私もそういう生き方をしていきたいです。 また赤毛のアンを読みたくなりました。
読了日:11月13日 著者:茂木 健一郎
失はれる物語 (角川文庫)失はれる物語 (角川文庫)感想
どの短編も良いものばかりでした。「calling you」は人と付き合う事の苦手な2人が心を触れ合わせていく過程が丁寧に描かれていて、良かったです。「傷」は、傷ついている2人が傷を分け合い、乗り越えようとする姿に胸が締め付けられました。そして、「しあわせは子猫のかたち」は、読んだ後、あったかい気持ちになりました。乙一さんの作品はホラー系よりもこういうあったかくて、切ない小説の方が好みです。
読了日:11月7日 著者:乙一
ターン (新潮文庫)ターン (新潮文庫)感想
序盤は読むのが退屈でしたが、中盤以降からだんだんと面白く読めました。主人公の心情が丁寧に描かれていて、良かったです。時間は無限ではないから、今を大切にしていこうとこの本を読んで改めて感じました。
読了日:11月4日 著者:北村 薫
桐島、部活やめるってよ桐島、部活やめるってよ感想
まず、題名がインパクトがあり、映画化もされていたので気になって読んでみた。上か下か。確かに暗黙のルールみたいな感じで存在している。そしてそれぞれの立場でも、「上」にいる人たちは、自分が振り落とされないように必死で、「下」にいる人たちは「上」の人の事を気づかないフリをする。その上下関係はまさに「光」と「影」である。 そして登場人物達の「光」と「影」がリアルに描かれていて引き込まれた。映画も観てみたいなと思った。
読了日:11月3日 著者:朝井 リョウ
砂漠 (新潮文庫)砂漠 (新潮文庫)感想
面白い青春ものでした。それぞれキャラクターに個性があって良いのだが、やはり西嶋が強烈。今時いなさそうなキャラですが、いつも真剣だから説得力を感じてしまう。西嶋の言っていることは正論だけれど、なかなか実行出来る人は少ない。しかし、それを行動に移すことのできる彼はすごいなと思った。こんな素敵な仲間たちがいるっていいなあ。
読了日:11月1日 著者:伊坂 幸太郎

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Author:ナッツ
読書好きのナッツです。
我が家のペットのうさぎのココや、本、漫画、などについて感想を書いていければと思います。

私の愛うさの名前はココといいます。
オスです!
8月で7歳になりました!
時が経つのはあっという間ですね!

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